謎のアニメ感想家(笑)、翼の騎士トーノZEROのアニメ感想行ってみよう!
今日のワンピースの感想。
サブタイトル §
アニメも金メダル!!まる子サザエと両さんルフィで世界イチSP
(ちびまるこちゃん、サザエさん、こちら亀有公園前派出所、ワンピースをワンセットにした特番。こちら亀有公園前派出所は約1時間の特別編、ワンピースは以下の2話を放送)
#204 黄金奪還作戦とウエイバー回収作戦!
#205 一網打尽計画!ジョナサン自信の秘策
あらすじ「黄金奪還作戦とウエイバー回収作戦!」 §
ルフィ達は、黄金の奪還班とウェイバーの回収班に分かれて行動します。
ウェイバーの回収はできたものの、黄金があると思われた保管庫は空。しかも完璧な待ち伏せでピンチに陥りましす。
あらすじ「一網打尽計画!ジョナサン自信の秘策 」 §
保管庫にあったのは黄金ではなく魚拓でした。
要塞の駐留軍とは不仲のシェパード中佐がしゃしゃり出て自分がルフィ海賊団を倒そうとしたため、そこに隙が生じてルフィ達は脱出に成功します。
ルフィ達は、コバト先生、メカオを再会し、道案内をしてもらいます。
そこにウェイバーを回収したナミが合流します。
メカオの言葉をヒントとして、彼らは黄金の在処についての推理を組み立てます。黄金は、ルフィ海賊団を釣るためのエサだから、見える場所にあるはずだというのです。その結果、司令官の部屋に黄金はあるという推理を得ます。
ナミは、ルフィだけをウェイバーに載せて、司令官の部屋に突っ込みます。そこには無造作にルフィ海賊団の黄金があり、しかも海兵達が待ち伏せていました。
ルフィは無力化されますが、ナミはフリマタクトを上手く使って脱出します。
シェパード中佐が手配した船の後について、海軍船に偽装したゴーイングメリー号は進んでいました。つまり水先案内をさせたのでした。しかし、偽装を解除したために、正体が分かり、シェパード中佐は驚きます。
司令官は、最後のトラップの幕開けを宣言します。
感想 §
自らピンチの中に踏み込んでいくルフィ達。
それを意図せずして助けるのがシェパード中佐。面白いキャラクターですね。彼が熱心になればなるほど、海軍は内紛状態になり、司令官の完璧な包囲に隙が生じます。
これによって、まさに完璧なピンチを演出しつつ、そこから脱出するドラマを描くことができます。なかなか見事ですね。しかも、シェパード中佐は、かなり前からロビンの偽装という話に活用されています。同じキャラクターが次々と違う役割で活躍(?)するのは、なかなか凝っていますね。
もう一人、キャラクター的には、コバトがなかなか可愛くて良いですね。とことん、ルフィ海賊団の味方をしてくれるだけでなく、適度なボケっぷりも楽しめます。
戦うロビンもなかなか良いですね。ピンチになっても慌てたりしないところが素敵です。
余談ですが、エンディングのロビンは、ひたすら本が増えていくという描写も良いのですが、それだけではないことに気付きました。エンディングのロビンは、ファッション的にビシッと決めてはいません。少しゆったりとした過ごしやすい普段着を着込んでいて、そういうリラックスした雰囲気の中で読書しています。そこがまた素晴らしいですね。リラックスした表情でみんなの中に出てくるロビンが素敵です。
今回の名台詞 §
ナミ「ありがとう」
ありきたりの台詞ではありますが、ナミの口からサンジへのお礼の言葉が実にさりげなく素直に出てくるところに、独特の味があります。特に、注目すべきは、誰も呼び捨てにするナミが、サンジだけ「サンジ君」と君付けで呼んでいること。設定年齢は調べてませんが、おそらくサンジが年下なので、君付けなのでしょう。しかし、他の連中に対して、ナミは年上も年下も「君」も「さん」も付けないことが多いので、やはりサンジは特別なのでしょう。そのあたりの微妙な感じがさりげなく演出や演技を通じて出ているところを堪能するのが楽しいですね。